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Hudl.com内のBlog記事”Devils in the Details: Pulling Back the Curtain on Duke Basketball”より(画像とも)。

Devils in the Details(悪魔は細部に宿る):細部の小さなことを見過ごすと、それが大きな問題を引き起こすことがあるという慣用句

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前編]から続く

ゲームの翌日

シャシェフスキー氏、カレン氏、デューク大学の3人のアシスタントコーチ、そしてディレクター・オブ・バスケットボールオペレーションのスタッフは、10時に仕事を再開する。数時間かけて前の日のゲームを再度レビューし、さらに次の対戦相手のビデオを見続ける。そして、通常2時から始まるその日の午後の練習でプレーヤーたちに見せるべきビデオの編集を始める。コーチたちはゲームプランの計画を始め、それに合わせた練習の絞り込みを行う。

チームの練習はビデオセッションから始まる。その時間の長さは、コーチが何を伝えたいかによって変わってくるが、5分からときには45分になるときもある。そのほとんどは自チームの分析のビデオで、よくできたプレーと、まずいプレーから成り立っている。

 

それから、チームは今しがた見たことをおさらいするためにコートに行く。TVモニターがしばしば用いられ、コーチはプレーヤーたちにプレーを見せたら、すぐそれを練習で実際にやってみることができる。

「彼らは、今日はビジュアル・ラーナー(視覚学習者)です。」そうカレンは言った。

「彼らはTVでいろいろなことを見るのに慣れています。だからTVで何かを見せようとすれば、それが何であっても、間違いなく彼らの力になります。」

学生マネージャーが練習のすべてを撮影しているので、コーチは終わったらすぐそれを見ることができる。

選手は授業の合間の休み時間があったら、コーチとの一対一の時間を持つように勧められる。こうしたセッションでは、特にすべてのポゼッションについて、その選手の役割に焦点が当てられる。シャシェフスキー氏は、チームでのミーティングのときに個人に焦点を当てることを好まない。だから、こうした合間の時間がより深い個人指導の時間になるのだ。コーチたちは、選手がコーチのいるところでビデオを見ることを奨励している。

「映像を見ているとき、選手は正しくメッセージを受け取ることができると私は信じています。もし一緒にそれを行うことができれば、より早く、全員の意思統一をすることができます。確かに、選手個々に見て欲しいことを個人のiPadやiPhoneにコピーしてあげることもありますが、ほとんどの場合、彼らには自分自身の思い込みで推測した結果ではなく、コーチたちが導き出したものと同じ結果を導き出してほしいからです。」

 

ゲームの前日

プロセスはほとんど一緒だが、前のゲームよりも次の対戦相手により焦点を当てている。スタッフは選手たちに対し、完全版のスカウティングリポートとハイライトテープを通して、詳細なゲームプランを伝えていく。コーチはまた、選手が見ておくべきスカウティングリポートをプリントして配り、ミーティングではそのレポートとぴったり一致するビデオを見せる。

コーチは選手を集中力が途切れないよう気を配り、最後のテープは普通、8分から10分の長さになる。カレンはそれぞれの選手が週ごとに4分から5分のビデオを見ると見積もっている。

レビューにおいても準備においても、デュークにとってビデオが鍵を握っている。それはシャシェフスキー氏がどう指揮を執るかにおいて不可欠の要素であり、ビデオがそれぞれの選手に効果的に情報を伝達してくれたことが、デューク大学が2010年以降、3回も”Elite Eight”に進出した原動力でもあるのだ。

「選手にビデオを見せることは、どのようにプレーすべきか、またコート上でどう振舞うべきか、そのポイントを家に持って帰らせるときにより明晰に訴えることができると思います。」

カレンは続けた。「彼らに何が起きているか、口で言うことはできます。いいプレーなのかまずいプレーなのかを言うこともできます。しかし彼らに実際にビデオを見せたとしたら、彼らはそれから目を背けることはできず、こう言うでしょう。「あなたは正しくない。」と。彼らが言うように、テープは嘘をつかないのです。だからビデオが本当に大事なんです。」

(翻訳:橘 肇)

<注> 原文の意味を変えない程度に意訳していますが、正確性については保証いたしません。疑問がある場合は元の英文をご参照ください。また、記述内容についてのご質問にはお答えしかねます。

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