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こんにちは、スタッフブログとしては久しぶりの投稿です。

9月から始まる、2018FIFAワールドカップロシア大会のアジア最終予選。日本と同じグループBにはオーストラリアが入りました。このオーストラリア代表「サッカルー」のスタッフの中には、私たちスポーツテックのメンバーにはおなじみの名前があります。

FFA(オーストラリアサッカー連盟)のテクニカルアナリスト、Peter Cklamovski(ピーター・クラモフスキー)さん。アンジェ・ポステコグルー監督の就任と同時に、代表チームのテクニカルアナリストに就任しています。

9年前の2007年夏、このピーターさんがU17オーストラリア代表のスタッフとして、日本に来日しました。そのとき、私は試合の場でピーターさんの仕事ぶりを見せてもらうことができたのです。そのときの様子を当時のブログに残しました。

「U17国際サッカー大会リポート 〜現場で見た、オーストラリア代表チームのビデオ分析の実際〜(2006年)」
http://sportscode.jp/usercase/1915/

ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチも兼務していたピーターさんは、試合前のアップが終わるとスタンドにやってきてスポーツコードをセッティング。左手でカメラ、右手をMacのキーボードの上に置いてライブコーディングをする姿を初めて見たときのことは鮮明に覚えています。
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この大会の終わった後、ピーターさんは私たちの要望に応え、帰国前に東京で急遽講演会を開いてくれたのです。この講演会もまた、サッカーのパフォーマンス分析にスポーツコードをどう生かすかという点で、とても多くのヒントが詰まっていました。

緊急セミナー「サッカー・オーストラリア代表のゲーム分析」(2006年)
http://sportscode.jp/usercase/966/

何より、自分たちのやっていることをフル代表レベルまで隠さず教えてくれたこと(平日なので少なかったですが、それでも数名のJリーグ関係者が出席していました)に驚きました。それは「自分たちはずっと進んでいる」という余裕からというよりも「一緒に進歩していこう」という気持ちの表れだったように今も思います。オフシーズンの違いもあって、今もまだユーザーカンファレンスへのサッカー関係者のゲスト招聘は実現していません。この年はそういう意味でも、とても幸運でした。
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そんなピーターさんの近況を見たのは、去年の秋、スポーツテック・オーストラリアが主催する「エリートユーザーカンファレンス」を伝えるTwitterの中でした。

FFAのウェブサイトの中にも、ピーターさんのことを伝える記事を見つけました。
インサイド・サッカルー:アンジェを支えるアナリスト
http://www.footballaustralia.com.au/article/inside-the-socceroos-meet-anges-analyst/1mb8gb900ln2u16khplfosejwz

一部を抜粋すると、
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FIFAワールドカップ2018アジア予選の初戦、キルギスタン戦を控えたサッカールー。中でも、とりわけ多忙を極める1人のスタッフに私たちは会うことができた。オーストラリア・サッカー協会のアナリスト、ピーター・クラモフスキー。彼の仕事は、対戦相手を分析することはもちろん、練習の質を高め、チームがピッチ上で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、さまざまな微調整をすることだ。そのためにアンジ・ポステコグルー監督とは常に密接に働いている。

20か月前、アンジが代表監督に就任するとき、ピーターを招いた。彼らの関係は、2008年にギリシアのパナハイキFCでともに働いたときまで遡る。クラモフスキーは謙虚で、熱心で、ハードワークを厭わない誇り高いオージーだ。オーストラリア代表の今後を見据え、大きな夢を、そう、とても大きな夢を見ている。

(記者)ピーター、アンジがサッカールーの監督になったとき、どんな思いがよぎった?
それについては何とも言えないね。そのとき僕はメルボルン・ビクトリーの仕事に集中していたし、彼がこの国の代表を率いると知って、国民の一人としてホッとしたよ。最適な人物が就任してくれたとね。彼を信じている。この国の代表を進むべきところへ連れて行ってくれる人だと。
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チームのスタイル、日々の練習への分析の活用、監督とスタッフの関係、いろいろなことが詰まっていそうなこのインタビュー記事の続きは、いずれまた掲載してみたいと思っています。

最終予選のスケジュールを見てみると、日本のホームゲームでのオーストラリア戦は2017年8月31日。さすがに会えるチャンスはないでしょうが、どこかでピーターさんの活躍している姿を見たいものです。もちろん日本との同時出場を願いつつ、皆さんもスポーツテック・ファミリーとして注目していただければと思います。

(橘 肇)

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