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夢のような、でも夢ではない、きっちりと実力を出し切っての勝利だったと思います。2007年の春にサポートさせていただくようになって8年、その瞬間は、今までに一緒に仕事をした歴代のスタッフすべてのかたのことを思い出しました。水野、川口も含めたSportstec Japanスタッフ一同、心から選手、スタッフの皆さんに祝福を申しあげたいと思います。
とはいえ大会は始まったばかり、さらなる快進撃を期待して、引き続きしっかりとサポートに努めたいと思います。

さて大会全体に視野を広げてみると、今大会は参加20ヶ国中、18ヶ国がスポーツコードを導入していると、この8月にシドニーで久しぶりに会ったSportstec New ZealandのMatt Toulsonさんが教えてくれました(W杯の試合で使うかどうかは別として)。

そこで、各国の代表チームに情報分析に関わるスタッフがどんな役職で何人いるのか、Rugby World Cup 2015の公式サイトのスコッド名簿から拾ってみました(表は名簿から作成)。

RWC2015 Analysts

1. 人数(「アナリスト」が名称に含まれる人)
3名:ナミビア、ウェールズ
2名:カナダ、イングランド、フランス、アイルランド、イタリア、ニュージーランド、サモア、南アフリカ
1名:アルゼンチン、オーストラリア、フィジー、ジョージア、日本、ルーマニア、スコットランド、トンガ、ウルグアイ、アメリカ

2. 名称
ビデオアナリスト:アルゼンチン、フィジー、フランス、ジョージア、イタリア、ルーマニア、サモア、スコットランド、南アフリカ、トンガ、ウルグアイ、アメリカ
パフォーマンスアナリスト:カナダ、イングランド、アイルランド、日本、ナミビア、ニュージーランド、サモア、南アフリカ、ウェールズ
マッチアナリスト:オーストラリア、ウェールズ

アナリストと名前につくスタッフの人数では、ナミビアとウェールズが3人ずつで最多です。2名のチームが8ヶ国、1名のチームは日本を含めて10ヶ国です。3名と2名の10ヶ国はすべて、スポーツコードを導入している国です。ほとんどのチームが1つの名称なのですが、サモアと南アフリカはビデオアナリストとパフォーマンスアナリストが1名ずつ、ウェールズはマッチアナリストが2名とパフォーマンスアナリストが1名、という構成になっていますね。

Sportstecのグローバルミーティングに参加したとき、ゲームアナリシス(客観的な数字を記録していくもの)とパフォーマンスアナリシス(主観的な評価を含んだもの)との違い(*)がテーマに出ていましたが、ここに出てきたマッチアナリスト、ビデオアナリスト、パフォーマンスアナリストの3つの役職の違いや、役割分担がどのようになっているのか、機会があれば訊ねてみたいですね。その他、ジョージアにはカメラマン、アイルランドにはGPSという肩書きのスタッフがいます。

しかしどのような名前であるにしろ、世界中のSportstecチームはその知られざる陰の闘いを応援しています。ただ、1名で頑張っている人たちには特にシンパシーを感じるのも本音ですが。

(橘 肇)
*一般的な分類であるかどうかは、保証の限りではありません。

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