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ワールドカップ出場国のアナリストを紹介するシリーズ、2回目は開幕戦をブラジルと戦ったクロアチア代表のパフォーマンス・アナリスト、Nicolas Jover氏です。
Nicolas Jover氏はモンペリエHSC(フランス)のフルタイムのパフォーマンス・アナリストも務めています。
Sportstec社ウェブサイトの記事より翻訳 – 写真とも

Tribute to analyst

優れたパフォーマンス・アナリストになるために必要な要素は何ですか?
どんな仕事でも、トップに到達するための要素は同じだと思いますよ。情熱的であること、高い職業倫理を持ち、そして常に心を開いていること。もちろん、他の原則もありますが、私にとってはこれらが最も大切なことです。

テクノロジーや分析の活用がゲームに直接的にインパクトを与えた例について、教えてくれませんか?
2011-2012シーズンの第34試合のアウェイゲーム、そのゲームで勝たなければ、タイトル争いの首位をパリ・サンジェルマンに明け渡してしまう試合でした。対戦相手(トゥールーズFC)は、特にフリーキックに優れていて、いろいろなパターンを持っていました。私たちはそれを徹底して分析し、その結果、選手たちは相手のフリーキックを自信を持って待ち受け、ことごとく止めることができました。その姿を見るのは最高の気分でした。私たちはそのゲームに1-0で勝ち、その1ヶ月後、クラブ創設以来初めてのチャンピオンシップを手にすることができたんです。

今までのキャリアの中で、最高の瞬間は?
チャンピオンズリーグのテーマソングを6回も聞くことができたことですね。

コーチとアナリストの共働作業こそが大事なことだと言われます。どのようにヘッドコーチと共働してきたのか教えてくれませんか?
1月からNiko Kovač(ニコ・コヴァチ = クロアチア代表監督)と連絡を取りあってきました。私たちの共働は継続的に築いてきたものですが、既に信用とコミュニケーションは十分だと言うことができます。彼自身、強い信念を持っていますが、それでもなお、必要に応じて私が自分の視点からの意見を述べることができる余地を残してくれています。

世界で最も好きな都市と、その理由を教えてください。
アグドですね!フランス南部、地中海に近い小さな街です。私はそこで育ちました。家族、そして友達との最高の思い出に満ちたところです。

もし世界のどのチームでも仕事ができるとなれば、どこを選びますか?
前向きな考えのコーチたち、団結したパフォーマンスアナリスト、過程を大事にする選手たちがいるプロフェッショナルなチームなら、どこでもいいですよ。

あなたの人生に大きな影響を与えた先達の名前と、理由を教えてくれませんか?
私の最高の友人たち、国際的ラグビー選手のDimitri SzarzewskiとYannick Nyanga、ビジネスマンのFathi Benni、スポーツ・フィジオセラピストのYoann Bachelardです。私たちは10代をともに過ごし、彼らは自分の人生に制限をする必要などないのだということを、私に教えてくれました。ただ、自分の「志」に従えばいいのだということをです。「スター」は、普通の人たちと何ら変わるところはありません。ただ、人生の目的を持ち、それを達成するために必要なだけ、一生懸命に、賢く努力するという点を除けばです。

生きている人でも過去の人でも、誰かに会えるとしたら、誰を選びますか?
もちろん、レオナルド・ダ・ヴィンチです!彼と話すことができたら、きっと心が豊かになるでしょう。どうすれば、1人の人間があんなにも多くのこと(絵画、機械、医学、哲学…)を達成できたのか、しかもそのすべてにおいて、あれほど革新的でいられたのでしょうか!

(翻訳:橘 肇)

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