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私たち、グローバル・スポーツテック・ファミリーの誇りは、ナショナル・チームの影のヒーロー、パフォーマンス・アナリストとともに働くことです。今回は、フランスサッカー連盟のビデオアナリスト、Thierry Marszalek氏について紹介します。Thierry氏は1997年以来、フランスのナショナルチームで仕事をしています。
Sportstec社ウェブサイトの記事より翻訳 – 写真とも

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どんなきっかけで、ナショナルチームのビデオアナリストになったのですか?
Aimé Jacquet(エメ・ジャケ)が私に対戦相手を分析するビデオアナリストになるよう依頼してきたのは1997年のことでした。そのとき私は既に、Michel Platini(ミシェル・プラティニ) やGérard Houllier(ジャラール・ウリエ)とともに、1990年のワールドカップと1992年の欧州選手権に備えた統計分析ソフトウェアの開発に従事していました。

優れたパフォーマンス・アナリストになるために必要な要素は何ですか?
新しいテクノロジーとサッカー、この2つをマスターすることです。タフに、辛抱強く、集中して何時間もゲームを見続け、そして重要な「些細なディテール」を発見すること。それは私にとっても、不可欠なことです。

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テクノロジーや分析の活用がゲームに直接的にインパクトを与えた例について、教えてくれませんか?
すべてのこうしたツールを使うことで、私たちは相手が何をしてくるかを想定しようとしています。時にはプラン通りにいくこともあるし、そうはいかないこともあります。もちろんうまくいった経験はありますが、その方法はまだ使うことがあるし、今はまだロッカールームの中にとどめておかないといけません。

今までのキャリアの中で、最高の瞬間は?
1998年のワールドカップ、2000年の欧州選手権、2001年と2003年のコンフェデレーションズカップ、すべての獲得したトロフィーは、もちろんすばらしい記憶です。そして、フランス代表がここまで10回続けてワールドカップと欧州選手権の予選を通過していることも(欧州選手権:1996, 2000, 2004, 2008, 2012, ワールドカップ:1998, 2002, 2006, 2010, 2014)。これらの予選すべて、忘れられない思い出です。最も辛かったことと言えば、2006年のワールドカップの決勝で、イタリアにPK戦の末に敗退したことでしょう。

コーチとアナリストの共働作業こそが大事なことだと言われます。どのようにヘッドコーチと共働してきたのか教えてくれませんか?
私たちはいつも、テクニカルスタッフと密接に仕事をしているし、私たちの間には確かな共働関係があります。これはもちろん、すべてのコーチ達 – Aimé Jacquet(エメ・ジャケ)、Roger Lemerre(ロジェ・ルメール)Jacques Santini(ジャック・サンティニ)、Raymond Domenech(レイモン・ドメネク)、Laurent Blanc(ローラン・ブラン)、Didier Deschamps(ディディエ・デシャン)との間にもありました。彼らはもちろん、異なった人格の持ち主でしたし、多くのものを私にもたらしてくれました。

世界で最も好きな都市と、その理由を教えてください。
パリですね。私の住んでいる街だし、現代的なものと歴史が融合しているからです。しかし、都市部よりも田舎のほうがより好きなのは認めないといけないですね。

もし世界のどのチームでも仕事ができるとなれば、どこを選びますか?
私は既に、自分の好きなチームで仕事をしてきました。ずっとフランス代表チームで仕事ができているということは、私にとって何よりの名誉であり、すばらしい機会だと思っています。

あなたの人生に大きな影響を与えた先達の名前と、理由を教えてくれませんか?
Aimé Jacquet(エメ・ジャケ)は私を信頼し、すべてのナショナルチームの選抜のためのビデオ分析を開発することを許可してくれました。彼はまた、このディシプリンを確立し、BEPFの過程(UEFAのライセンスと同等のプロフットボールのトレーナー資格)の中で教えるという機会を与えてくれました。

生きている人でも過去の人でも、誰かに会えるとしたら、誰を選びますか?
数年前に亡くなった、私の祖母です。 彼女とまたおしゃべりできたら…。ずっと見守ってくれていることを感じていますね。

(翻訳:橘 肇)

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