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箱の中から飛び出そう!〜ストレングス&コンディショニングコーチ、Hayden Knowlesのテクノロジー活用〜

スポーツテック社ウェブサイト[ケーススタディ]より翻訳(画像とも)
※ 文中の情報はすべて初出当時(2006年)のものです。ご注意ください。

シドニー在住の革新的なストレングス&コンディショニングコーチ、Hayden Knowlesは、彼がサポートするアスリートのベスト・パフォーマンスを引き出すため、洗練された枠外思考とテクノロジーの活用能力を持ったエキスパートへと進歩してきた。

Knowlesがまず責任を持つべきことは、彼の受け持つ選手たちを、そのスポーツの技術が最大限に発揮できるような身体的なコンディションに仕上げることだ。しかし彼の存在を際立たせ、その競技のコーチたちにとって掛け値なく重要な存在にしている理由は、彼がそれを行う方法にある。

彼が1999年以来所属しているParramatta Eels(NRL=ナショナル・ラグビー・リーグ)でのストレングス&コンディショニングコーチとしての仕事には、SportsCodeを広範囲にわたって使うことが含まれている。しかしKnowlesは、それを純粋に戦術的な面にだけ使うことから踏み出し、今やSportsCodeをスキルの修得やスピードドリルといった分野のためにも使うようになった。

「トレーニングの際、選手たちがどう動いているかを観察するために使っている。」彼は言う。「私の仕事は選手たちが身体的に準備のできた状態にすること、だから誰かが走っているところを撮影し、スプリントのテクニック、またアジリティのテクニックなどを分析し、それをゲームと関連づけているんだ。ときには試合の映像を手に入れ、それを分析し、どう向上させるか、練習の中に取り入れたりもしているよ。」

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このKnowlesのスポーツ科学の能力は、ボクシング界からも求められた。いま、彼はスーパーミドル級のDanny Greenに深く関わっており、長い間彼を悩ませていた問題をSportsCodeを使って解決に導いている。適切に選び出された多種多様のスパーリングパートナーたちの動作をSportsCodeによって分析し、Greenと彼のコーチが検証したいどんな動きも、即座に特定し、並べて見せてくれるのだ。

「ふつう実際の試合の映像を分析するのと同じように、私たちはDanny Greenと一緒にスパーリングの様子を分析している。トレーニングの映像を分析することで、私たちはおそらく、試合だけの分析からもう一歩先に進んでいると思う。」とKnowlesは語る。「例えば、ボクサーは次の対戦相手によく似たタイプのスパーリングパートナーを雇う。私たちは対戦相手のすべての動作をコーディングし、そして、それに対して彼がどのように戦うべきか、対策に取り組む。それから、そのトレーニングの様子もコーディングし、それらを一緒にして、どう見えているのかを確かめるんだ。」

「私はボクシングのコーチではない。私はただ、コーチングツールとしてのSportsCodeを信じているのだ。コーチがそれを好み、私がコーチに対してそれを提供すれば、それはコーチの仕事のためのツールとなる。Greenが2か月後にAnthony Mundineと戦わなければならないからといって、どう戦えばいいのかを見る目は、私は持ち合わせちゃいない。私ができることは、彼にツールを提供することであり、トレーニングの様子を撮影することであり、彼がそれを分析するのを助ける、それだけさ。Greenと彼のコーチ(キューバ人のIsmael Salas)のコンピュータ・サイエンスに対する反応かい?もう、掛け値なしに好んでくれてるよ。」

「次のMundineとの戦いは、オーストラリアのボクシングの歴史で最も大きな戦いになるだろう。そしてまた、彼らはSportsCodeをこの試合に備えて使ってもいる。」 Knowlesが言う。「彼らは、相手が今までの試合で繰り出してきたすべてのパンチ、一発一発を見るだろう。また動作のひとつひとつを見るだろう。だからといって、それがその夜の勝利を保証してくれるなんてことはない。けれど少なくとも、徹底的に準備ができている、ということだけは保証してくれるだろう。」

かつて他の分析システムを使ってたいへんな無駄を経験したKnowlesは、SportsCodeとそれが提供するものに対して、賞賛の言葉を惜しまない。「SportsCodeは数年先を行っているよ。」と彼は言う。「個別にいろいろな機能を持っているパッケージはたくさんあるけど、SportsCodeはそれをオールインワンで提供してくれるからね。」

(翻訳:橘 肇)

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