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ゲームブレーカーを使った、レフェリーのための迅速なビデオレビューソリューション
スポーツテック社ニュースレター2011年5月号の記事より翻訳(画像とも)

Sportstecは、レフェリーやジャッジのためのビデオのレビュー方法を提供することでも、競技団体の支援を行っています。WKF(世界空手連盟)やICF(国際カヌー連盟)などの競技団体が、判定の正確さとプロフェッショナリズムを向上させるためにSportstecのソフトウェアを導入しています。

判定に関するビデオレビューは、多くのスポーツで重要性を増しています。コーチやチームからの、レフェリーや判定に対するプレッシャーは増しています。一瞬の判断の誤りが、チームにとってときに大きな経済的、その他の損失をもたらすことさえあるからです。チャンピオンになれるかどうか、次のラウンドに進めるのかどうか、そして下位リーグへの降格や上位リーグへの昇格など… 競技のレベルが絶えず向上し、緊迫した接戦のゲームが増えいくにつれて、判断の誤りの許容範囲はどんどん小さくなっているのです。

Gamebreakerを使用すれば、レフェリーやジャッジの重要な判断を補助するための、非常にシンプルでコストのかからないワークフローを構築できます。特にこれはプロレベルのゲームでありながら、テレビ放送がないようなゲームにとって非常に有効です。このワークフローは、作業が容易な点と、必要なハードウェアが少ないという点において、競技の主催者にとって十分考慮に値するべきものでしょう。

セッティングの実際
このシンプルなソリューションは、何かアクションが発生してから数秒以内に映像を確認することができるばかりか、それをわずか1人のオペレーターで操作可能、つまり、撮影、キャプチャ、編集(コーディング)、モニターへの出力までを1つのプロセスの中で行うことができるのです。

試合の映像は、Gamebreakerを使用してMacへキャプチャされます。フィールドの外にいるレフェリーは、Macに接続されている外部モニター上で、ゲーム中の重要なイベントをすぐに確認することができます。屋内スポーツの場合なら、ワイヤレスVGAエクステンダを使用すれば、外部モニターはアリーナのほぼどこにでも置くことができます。Macにモニターを接続したら、システム環境設定でミラーリングをオフにしてください。
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註)日本国内ではフィットネスアポロ社が調べた限り「ワイヤレスVGAエクステンダ」は入手が困難のようですが、LANケーブルを使う有線形式のVGAエクステンダ(サンワサプライVGA-EXSET2など)で延長することができます。弊社の取扱外商品ですので、恐縮ですがご購入についてはお客様ご自身の責任にてお願いいたします。

Gamebreakerのセットアップコードウィンドウに一つのボタン(「レビュー」など)を作り、リードタイムを10秒、ラグタイムを0秒に設定します。もちろんこれらの値を変更したり、他のボタンを追加することもできます。このボタンを使って、レフェリーがレビューしたい重要なイベントのインスタンスを作成します。
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ゲーム中、このコードボタンを使ってインスタンスを作成し、インスタンスムービーを作ります。
メニューバーの「フルスクリーン再生」をクリックします。
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ムービーは自動的に外部モニターにフルスクリーンで再生されます。再生をループしたり、再生速度を調整する機能もあります。
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もしこのシステムを2台、3台以上のカメラアングルに拡張したければ、それぞれに新しいMacとGameBreaker、そして審判に出力するためのモニターを用意すれば実現することができます。

(翻訳:橘  肇)

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