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ケアンズ・タイパンズ(オーストラリア・NBL) ~iCoda2を使ったワークフロー~
Landell Archerさん(スポーツテック社)のリポート/スポーツテック社ニュースレター2012年2月号の記事より翻訳(画像とも)

私はオーストラリア・ナショナルバスケットボールリーグ(NBL)のある試合のコートサイドに座っています。残り時間わずか、最後の3ポイントシュートが外れ、今まさに勝者が決まりました。この試合中、私はiPadのCoda2を使って、このゲームで劇的な勝利を飾った長年のクライアント、ケアンズ・タイパンズのサポートをしていました。

image1ケアンズ・タイパンズはヘッドコーチのAaron Fearneのためにスポーツコード・プロ、アシスタントコーチのMick DownerとGrant Spencerのために2つのスポーツコード・ゲームブレーカー・プラスを持っています。これまでもライブキャプチャは行ってきたのですが、コーディングや分析はいつも、試合の直後から始めていました。試合が終わった後も、長い長い1日はさらに続くのです!

加えてGrantはゲーム中、紙の上にスタッツを記録しています。コーチたちがブレイク中のフィードバックに使うためなのですが、ゲームが終わったらそれを捨ててしまい、改めてリーグから供給される公式スタッツに頼っているのです。

そこで私がCoda2を提案したところ、まさにこれは試合後の彼らを救うものだと、コーチたちはすぐに興味を持ちました。私も流れの中での操作テストを行いたかったこともあり、この日のコーディング係を申し出たのでした。Grantと私は早速、1週間をかけてiCodaフォームを作り上げました。しかしティップオフの数時間前になって、それはがらっと変更されたのです!

その結果できあがったのが、ここに示すiCodaフォームです。
image2

ゲームが始まり、最初はGrantにコールをしてもらっていましたが、何度かコードをすると、私は自分でターミノロジー(術語)を選択し、結局前半を自力で操作することができました。そしてブレイクになるとGrantはそのiPadをとり、集めた情報を使ってAaronとMickにフィードバックを行いました。後半になると、Grantは自らコーディングにもトライしました。

image3ゲーム中に役に立ったのは新しい機能「カウンター」です。一般的な項目のスタッツでなく、私たちが使っているターミノロジーそのもののスタッツをカウントできます。またボタンのリンクは、文句なく作業を楽にしてくれます。ゲーム展開のスピードが上がっても、その流れを容易にフォローできます。もし試合中にリンクを追加したくなっても、デザインモードにすればコーディングを止めずにすばやくリンクを追加できます。さらにコーディングの履歴はすばらしい、コーディングのミスをしても、誰かが気がつく前にそれを訂正してしまえるのですから!

ゲームが終わるとすぐ、タイムラインをSportsCode GameBreaker Plusに読み込み、インスタンスの位置を調整します。ゲーム後2分もあれば、この作業は終わります。

Grantは一度やったコーディングを繰り返すことなく、すぐ分析に取りかかることができます。さらにキャプチャ中に[extra compression]機能を使っているので、Grantは試合後すぐにゲームの映像をスタッツとともにMickとAaronに配ることができるのです。


このワークフローのポイントをもう少し述べると、
・もしiPadを持っているコーチが少し「感情的な人」だとしたら、ラバー製のプロテクターを装着しておくことをお勧めします。
・コートから離れた場所(例:放送車の中)でキャプチャを行うなら、iCalキャプチャを使いましょう。ケーブルをMacにつなぎ、iCalキャプチャをセットしておけば、コートサイドでウォームアップにつきあう時間は十分にあります。
・ゲーム後にインスタンスを同期するための目印として、「ティップオフ」または「ゲーム開始」のボタンを作っておくとよいでしょう。

(翻訳:橘 肇)

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