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シドニー・スワンズ(オーストラリアン・フットボール・リーグ)
~ビデオ分析の活用・特別編:スタッフリポート~

オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)は、オーストラリア国内ではラグビーリーグと並ぶ人気スポーツで、毎年9月の最終土曜日に開催されるAFLプレミアシップのグランド・ファイナルは10万人の観客を集めます。 そしてまた、このAFLは実に18チーム中の17チームがスポーツコードのユーザー、中でもスワンズはもっとも早くから採用したチームのひとつなのです。

スワンズの本拠地シドニー・クリケット・グラウンドは、その名前の通り、ニューサウスウェールズ州のクリケットチームの本拠地でもあります。私たち4人のうち筆者(橘)を含む2人は、2002年と2006年のグローバル・カンファレンスの際にも訪れていたので、この日は4年ぶりの訪問となりました。

クリケットとオーストラリアン・フットボールの特徴 = オーバル(楕円形)のフィールドです。

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やはり8年ぶりの再会になるAnthony Cahilさんの肩書きは、「フットボール・テクノロジー・マネージャー」(スワンズHPより)です。
スワンズがスポーツコードを採用したのは2002年のこと、Anthonyさんはその導入計画の段階から運用、そしてチームの中でシステムを次第に発展させていくところまで、スポーツテック社と二人三脚で進めてきたキーパーソンです。

初めてこのスタジアムを訪れた2人のために、まずスタンドからグラウンド、ロッカールーム、トレーニングルームやトレーナーズルームに至るまで丁寧に説明してくれた上で、最後にAnthonyさんたちのオフィスに案内してくれました。

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2005年のプレミアシップ初優勝のカップの前で。一番左がスワンズのAnthony Cahilさん、2人目がスポーツテック社のランドルさん。ランドルさんは、先にあげたAFLのユーザー17チームすべてを1人で担当しています。

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広々とした明るい「フットボールIT」グループのオフィスです。ここをオペレーションしているのはAnthonyさんと、「フットボール・テクノロジー・アナリスト」のDanielさんの2人だそうです。

実際の画面はここではご紹介できませんが、スポーツコードでデータベース化されている過去の試合の中から、2005年のファイナルの優勝の試合を見せてくれました。試合中にライブコーディングしているインスタンスと、試合後に入力したインスタンス、そして公式データを読み込んだタイムラインが、二方向の映像をスタックしたタイムラインにリンクしています。

また練習の様子もすべて撮影して、ハードディスク内に整理しているので、いつでも呼び出すことができます。 選手のレビュー用のステーション。以前訪れたときとは、レビューのできる場所とコンピューターの数がずっと増えていました。この反対側にあるミーティングスペースでも、もちろんLANからスポーツコードのデータにアクセスし、プロジェクターでプレゼンできるようになっています。

その他にもここにはとても紹介しきれない、いろいろな話を聞かせてくれたAnthonyさんは、私たちがスタジアムを去る際にスワンズのロースター全員のサインが入った公式ボールをプレゼントしてくれました。

私たちが次に訪問するとき、スポーツコードのインフラとソリューションが更にどう進化しているか、楽しみです。

(翻訳:橘  肇)

 

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