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スポーツテック社ニュースレター2012年9月号の記事より翻訳 (画像とも)

ビデオ分析の活用・ケーススタディ
テコンドー・オリンピックフランス代表チーム
~ ロンドンオリンピックでのメダル獲得を支えたSportsCode ~

Mehdi Bensafi氏は、フランス・テコンドー連盟のナショナルコーチとしてロンドンオリンピックの会場にいました。女子代表チームの責任者として、Sportstecのテクノロジーを活用する明確な方法を作りあげたのです。SportsCodeとCODAがどのように成功の鍵となり、ロンドンオリンピックでのメダルに結びついたかを語ってもらいました。

ロンドンオリンピックに、フランス女子代表チームは2人の代表を送り込みました。Anne-Caroline Graffe 選手(+ 67 kg級、2011年世界王者、2012年ヨーロッパ王者)とMarlène Harnois 選手(-57kg、2011年世界大会銅メダリスト、2012年ヨーロッパ王者)です。オリンピックでの目標は、1個ないし2個のメダルを持ち帰ることでした。そして幸いにも、Marlène Harnois 選手の銅メダル、そしてAnne-Caroline Graffe 選手の銀メダルと、2つのメダルを獲得できたのです。

Sportstecのテクノロジーとビデオ分析は、私たちの成功の一因です。私たちの目標を達成するためには、多くの要因を考慮しないといけませんでした。テコンドーのような対戦型スポーツにおいては、戦術的、技術的な側面からの分析が鍵になります。このため、ビデオは選手の事前の準備においても、競技中においても非常に価値のある情報になり得ます。私たちは、特に戦術的な要素を見るためにSportsCodeとCODAを使ってきました。

トレーニングの期間は、試合で起こりうる場面を再現することに務めました。対戦相手の分析に集中し、SportsCodeでそれぞれの選手のデータベースを作り上げました。このデータベースが、トレーニングの内容を決めていくための礎となりました。

そして試合の期間中は、フランスの選手が日々対戦する相手について、事前の情報をより強化し、さらに深く分析をすることに務めました。iCODAを使って何らかの変化を見つけ、選手へのコーチングを改善するための新しい戦略を構築して、すばやくフィードバックすることができました。おかげで私たちは選手に対して、試合に関する最新の情報を伝えるための決断ができたのです。
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私たちの使うカメラのビデオフォーマットは、SportsCodeに取り込むために変換する必要がありましたが、ロンドンオリンピックの期間を通じてこのプロセスはパーフェクトに進みました。このプロセスを、もっと効果的にしたいと思っています。また人的な要素も大事なこと、つまりアナリストはコーチやフィジカルコーチ、理学療法士と同じくらい大事な存在であることも理解しました。

しかしテクノロジーはもっと進化しなくてはなりません。こうした大会前に急にアナリストを探すことを避けるため、そしてコーチたちがキャプチャやコーディング、分析といった作業を行うことができるために…。次の戦いに向けて、CODAとSportsCodeで開発したことをもっと最適化すること、そしてワークフローをもっとすばやく現実に対応した、適切なものに変えていくというチャレンジを行っています。

(翻訳:橘  肇)
    
                

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