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久しぶりの登場、橘です。今回は、私と水野が先月26日、27日に開催された「Hudl User Conference 2017」に参加して感じたことを、ユーザーの皆さんにもお伝えしたいと思います。

会場の写真などは、Hudl AustraliaのSNSからのリンクでご紹介します。

今回のカンファレンスはHudl Australiaの企画運営で、SportstecがHudlに統合されて以来、初めてでした。ちなみにアメリカでは、主にバスケットボールのユーザーを対象にしたカンファレンスを毎年開催しています。もちろん!私たち日本でも毎年「ユーザーカンファレンス」を開催していることは、皆さんご存じですよね。

Conference 1

(水野さん、1人だけですいません。)

 

参加者は主にオーストラリアとニュージーランドから、約70名でした。Hudlのメンバーは運営側ですが、私たちは参加者として、すべてのセッションをじっくり聞かせてもらいました。2日間のセッションの内容はとてもここでは紹介しきれませんが、内容のバランスや時間配分、とてもよく練られたものでした。

Conference ID 2

私たちも日本のカンファレンスも、「ユーザー講演」「テクニカル情報」「プラスアルファ」の3つの柱を念頭に企画を立てるのですが、その方向性に共通点を感じました。

 

 

ゲストの講演の中から、いくつか印象に残るコメントをご紹介しましょう。

 

Ron Smith氏(The Football Contre)

オーストラリアのサッカー界では著名なコーチ、Ron Smith氏の講演を初めて聞くことができました。Ron Smith氏については、以前にこのウェブサイトの記事でご紹介したことがあります。「得点パターンの分析によって、試合に対する備えと個別の試合の分析がどう変わるか」というテーマで、ご自身の経験と研究から、数字に裏づけられた指導について述べておられました。

「データを見るときはいつも、どうそれを選手に伝えるかを念頭に置いている。その観点をなくしてはいけない。」

 

Donna O’Conner氏(University of Sydney)

シドニー大学准教授で、コーチ教育を専門にしているDonna O’Conner氏の講演は「効果的に学ぶ上で、コミュニケーションの果たす役割」というテーマでした。コミュニケーションとコーチングについての話で、非常に聴きやすい、納得のいくお話でした。こうした話題も、私たちのカンファレンスでご紹介していきたいと思います。

「優秀なコーチになれるかどうか、その大部分はコミュニケーションにかかっている。」

 

George Wehbe氏(Western City Wanderers)

ちょうどシーズンが始まったばかりの時期でしたが、オーストラリアのプロサッカーリーグ「Aリーグ」のチームからもアナリストの方々が参加していました。Western City WanderersのGeorge Wehbe氏が、チームでの分析に関するフィロソフィーやワークフローについて話をしてくれました。どこのチームもスタッフが少ない中で、インターンをどう使うかについてもコメントをしていました。

「できるだけ多くのデータを集め、それをできるだけ短く(わかりやすく)伝える。」

「うちのインターンは、チームの誰よりも経験から多くのものを学んでいる。」

 

この他にも、アスリートのセカンドキャリアについての話があり、ドローンの現状についての話があり、バラエティに富んだ内容でした。

 

参加者にはプロバスケットボールのコーチ、ホッケーの金メダリストでナショナルコーチ、ニューサウスウェールズ州のスポーツ科学センター(NSWIS)のスタッフなどがいて、セッションや休憩時間を通じて、コミュニケーションをとることができました。こうしたイベントでは、もしかしたらセッション間こそが大事な時間かもしれませんね。

Conference 2

 

今まで来日してくれたMick Conlanさん、Matt Toulsonさん、Tim Rouseさん、Bryant Boneさんたちも、もちろん会場にいましたし、David Graffさんはじめ、Hudlの首脳陣の人たちとも久しぶりに話ができました。日本での私たちの活動についてよく知ってくれていて、高く評価してくれたのが何よりでした。日本のユーザーの皆さんにも、心から感謝したいと思います。

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春のシドニーを象徴する花、ジャカランダが満開の季節でした。

(橘 肇)

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