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昨年末、スポーツコードについて取材してくださったライター、大塚一樹さんの最新刊「一流プロ5人が特別に教えてくれたサッカー鑑識力」を読みました。

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少しはサッカーの戦術も知っておかなければと、これまでいくつか戦術本は買ったのですが、正直どれも難しくて読み切れないでいました。この本は細かいシステムやフォーメーションの話ではなく、まず「分野の異なるプロ5人の『目線』」にこだわって書かれていましたので、私にとっては非常にわかりやすく参考になりました。

まっとうに書評できる知識はないので、「スポーツコードの橘」としての目線で読ませていただくと、

「自分の映像を見ないのは理解できない。」と語る憲剛さん、「10プレーくらい遡る」と語る城福さんの章では、日本のサッカー関係者が決してビデオを軽んじていないことを教えてくれ、安心しました。

大倉さんの「一貫している基準は、面白いのか面白くないのか」という視点は、”戦術がわからない=観戦を楽しめない”と思っていた気持ちを楽にしてくれます。

アナリスト白井さんの章では、オランダサッカー協会の明示しているサッカーの構造が、私にもわかるような単語で、明快に客観的分析の目線を示してくれていることに驚きました。

「訳すんじゃなくて”伝える”こと」という間瀬さんの言葉は、もちろんコーチ、アナリストにも通じるものだと思います。

登場する人たちがそれぞれの立場で「チャレンジ」している姿が魅力的に描かれているところも、励まされつつ読めるところでした。

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